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はじめに


BIOSとは……!?

BIOSとはBasic Input Output Systemの略で、パソコンの基本的な入出力を制御しているものです。その昔、現在のPCの原型ともなるパソコンはOSなどというものはなくBasicがROMに搭載されてました。BasicはBIOSを通してキーボードやディスプレイ、FDDなどをBIOSを通して制御していましたが、現在では、パソコンの制御自体はほとんどBIOSを介さずに行われるようになっています。

最近のBIOSは主にパソコン起動時にハードウェアの各種設定を行い、WindowなどのOSに制御を引き渡す役割と担っています。

BIOSを触る理由

BIOSを触る、というのはパソコンのハードウェアの各種設定を手動で行うことです。パソコンとは複数の部品で構成されています。ただ差せば使えるというものでもなく、それぞれに色々な設定をする必要があるのです。メーカー製のパソコンはそれら全てが調整された状態で出荷されているので、BIOSを意識する必要はありません。

そもそも、最近のメーカー製のマシンではBIOSへのアクセス方法すら分からないことがあります。普通はBIOS起動時にセットアップ画面への移行方法が出ていて、たとえばDELキーを押したり、F1キーを押したりします。メーカー製のBIOSを使っている場合は、セットアップ画面に行く方法が分からない上、ほかの標準的なものとは方法が明らかに違うことが多かったりします。つまり、BIOSとユーザーは無関係にしたいというメーカー側の思惑があるのです。

そこまで隠したがるBIOSに敢えて触る理由などあるのだろうか?

メーカー製のマシンを使っていても、不満を覚えることはあるでしょう。HDDの容量が足りないとか、メモリが足りないだとか、SCSIが使いたいだとか、そういう不平不満は使っていくうちにどんどんと出てくるものです。

そこで実際にHDDやメモリやSCSIボードを買ってきて増設する、という段階になって始めてBIOSに触る必要がある……わけではありません。最近の拡張カードは差せばほぼ自動的に使えるようになったり(Plug and Playという技術のおかげです)、メモリにも自分の動く設定を保持しているものが主流になったり、自分で設定しなくても勝手に動いてくれたりします。ですが、技術の発展途上の状態なため、完全に設定の自動化をするにはまだまだ時間が必要です。

Windows9xを使っていて、最近のデバイスばかりを使っているのなら基本的には自動的に設定して何事もなく動いたりするものですが、時折ほかのデバイスとの関係で動かなくなったりします。そういう時に始めてBIOSの設定を手動でする必要があるのです。つまりBIOSを触る必要が必要な時とはパソコンを拡張して、うまく動かなかったときに限られると言って過言ではありません(パソコンに詳しい人はその限りではありません)。

パソコンをパワーアップしようと思って、それに対して努力しようと考えるのならば、BIOSについて勉強するのも悪くありません。ただし、自分で行ったことに対する責任は全て自分にある、と言うことも同時に理解してください。

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